霊友会の福祉活動は、一方的な「してあげる」「してもらう」という考え方ではありません。
”自分のいのちの源”を見つめ、お互いの“いのち”を感じあう。それを原点として活動しています。
お互いが一人ひとりの可能性を育てあい、生かしあい、だれもが住みよい地域社会を作ることを目指しています。
霊友会の本格的な福祉活動は、小谷恩師が昭和24年1月に創立された「国友婦人会」(霊友会の婦人会員で組織し、社会奉仕等を行うことを目的とした会)が、福祉施設の慰問や奉仕、公園等公共施設の整備や清掃奉仕をすることから始まりました。
以来、幅広い活動を展開してきましたが、現在は障がい者福祉を中心に活動を進めており、「霊友会法友文庫点字図書館」の運営、障がい者の職能開発(授産)を目的とした技術指導、各種のボランティア(奉仕者)を育成するための講習会の開催。また、昭和55年8月に発足した地域福祉に取り組む『三者の会』(障がい者、家族・介護・介助者、ボランティア(奉仕者)の三者で構成されています)の活動支援。障がい者の就労支援、自立支援を目的とした福祉ショップ「はるかぜ」で商品販売活動をしています。その主な活動の詳細は、以下の通りです。
昭和34(1959)年、霊友会青年部の点訳活動によって、完成した点字図書を蔵書とした段階で、恩師小谷喜美先生が、同年12月に「法友文庫」と命名され、点字図書館と しての活動が始まりました。
当館が加盟している団体
「みなと区民まつり」では、福祉部会
に参画し、出店販売(毎年10月)
平成13(2001)年11月には、それぞれの福祉施設で丹精込めて作った作品(商品)の良さを、より多くの人に知っていただくために、福祉ショップ「はるかぜ」(店舗)を桜田通り沿いにあらたに出店し、本格的な支援活動を始めました。平成17(2005)年には、それをさらに促進させるためにアンテナショップ機能を持たせた店舗を新設しました。ここには、福祉ショップ「はるかぜ」ネットワークに登録された首都圏の30か所の福祉施設の商品が展示販売されています。
毎月18日の「いんなあとりっぷ在家のつどい」では、霊友会釈迦殿境内で商品販売を行っています。その他、地域のイベント「三者・生き方フェスティバル」等の行事にも出店しています。