霊友会からのメッセージ

ありのままの自分で生きる。
人生が豊かになる

 人生を豊かにしていくために大切なことの一つが、ありのままの自分で生きていくことだと、私は確信しています。

 今、世の中では、ファーストプレイス(家庭)、セカンドプレイス(職場や学校)に続き、サードプレイスと呼ばれる自宅や職場・学校以外でリラックスして過ごせる場所への注目が集まっています。リフレッシュでき、新たなやる気を生む交流が目的とのことですが、一方でただ愚痴を吐いて終わるという、現実からの逃避に過ぎない側面もあるのではないかと懸念しています。重要なことは、どこかで息抜きをするのではなく、あくまでありのままで生きることのできる自分になれることではないでしょうか。

会長 末吉まさはる

 霊友会の青年たちにも常々、「“素”で生きていこう。体裁を取り繕う飾った生き方ではすごく疲れるよ」と訴えていますが、一人ひとりもって生まれた性格も、育った環境も違います。単に個人個人が好き勝手に生きていては、問題やあつれきを生じさせるだけで、新たな気づきも成長もありません。お互いを受けとめ合い、尊重し合う心を育むことが必要不可欠です。

 そのために大切なのが謙虚な姿勢を持つことだと、私は思います。人間は誰しも、自分が正しいと考えがちです。それが思うように物事が運ばないことへの苛立ちとなり、相手を責め、または余計なトラブルを避けようと自分の気持ちに蓋をしてしまう。そうした状態でいくら受けとめ合おうとしても、「」。まさに取り繕っているのですから、すぐに行き詰ってしまいます。

 しかし、自分には至らない部分がたくさんある、大した人間ではないという謙虚な姿勢になれたらどうでしょうか。自分が今あることやまわりの人への感謝の気持ちが、自然と湧いてくるのではないでしょうか。そうした心になってこそ、「○○ねばならぬ」という重圧が消え、ありのままの自分で生きていけるようになるのです。

 霊友会は開教以来、人と人とのつながりを大切にしてきました。教えを人に伝えて導き、会員のお世話をさせてもらう関わりの中で自分の本当の姿に気づくことができると。そうした生き方をまわりの人に伝え、人に笑顔になってもらうことにこそ、最高の幸せを感じるのだと、私は思います。

 謙虚な姿勢で、感謝を胸に、人のことを思う。それが霊友会の目指す生き方であり、ありのままの自分で豊かな人生を送ることにつながっていくのです。

(「拡大青年のつどいin東京」挨拶から)

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