「友達のために、何ができるだろう」と、分科会で真剣に話し合う中で思い出したのは、高校時代の友達のこと。ぼくが家族との関係に悩んでいたとき、彼は「何かあったの?」と、話を聞いてくれました。でも、ぼくは彼に何もしていなくて……。今度はぼくが力になれるように、地元に帰ったら友達と連絡をとってみます。(20代・男性)
「人を思える自分になりたい」とか、「何か社会の役に立ちたい」とか、そういうことを同年代の人たちが、恥ずかしがらずに話してる。周りの人も、「すごいね!」って拍手して褒めてる。みんなピュアだなーって、びっくりしました。考えてみたら、こういう話ができる場所って今までになかったな。すごいなって思いました。(20代・女性)
人とコミュニケーションをとるのが苦手だから、何とか克服したいと思って参加しました。誘ってくれた友達とたてた目標は、「10人以上と話をする」こと。勇気を出して、出会う人に出身地や趣味の話をしていったら楽しくなってきて、気づけば人と話すのが苦じゃなくなったんです。その勢いで、1000人の前で発表することもできました。地元に帰った今も、自分から人に話しかけるように心がけています。(20代・男性)
グループミーティングで、「夫が家事をしてくれることに対して、感謝の心でありがとうと言うようにしている」と話す女性と出会いました。私は母と妹の3人暮らしなんですが、3人とも仕事や勉強で忙しいからと、お互いに家事を押しつけあってばかり。妹が家事をしてくれたとしても、学生で暇なんだからやって当然だと思っていました。ありがとうの気持ちを大切にして、家族3人で支え合っていこうと思います。(20代・女性)
全国から同年代がたくさん集まるし、楽しいよと友達に誘われて参加しました。人が多いって言ってもせいぜい100人ぐらいだろって思ってたら、まさかの1000人! 他県の人と学校や部活の話で盛り上がって、たくさん友達ができました。普段の倍以上人と話したから、コミュニケーション能力が上がった気がします。この調子で、学校でもどんどん人に話しかけていきたいです。(10代・男性)
人事異動で、今までと全く違う分野の仕事をすることになりました。先輩たちに早く追いつけるように早く仕事を覚えなくちゃいけない。でも、みんな忙しそうだから、分からないことを聞きづらい。プレッシャーや孤独を感じながら仕事をするうち、ストレスで体の調子が悪くなりました。
弥勒山に来たら、支部の先輩が「大丈夫?」と声をかけてくれて、ぼくの話を聞いてくれたんです。何だか心がスッキリしました。「自分はひとりでため込まないで、周りの人を頼るようにしている」という仲間の話も、スッと入ってきて。あれこれ迷わずに、職場でもっと先輩たちに頼っていこう。頑張ろうという気持ちが湧いてきました。
友達と一緒に参加しました。分科会や食事に移動するとき、準備の遅い友達を見て、つい「早くして」と言ったことがありました。そうしたら彼女がひと言、「あんたの悪いとこ、そういうとこやで!」って。ドキっとしました。慣れないことだらけで、準備に時間がかかるのは当たり前なのに、友達を私のペースに合わせようとしていたな。普段から相手の都合や気持ちを考えず、自分の思い通りにならないとカッとしていたなと気づかされました。(中学生・女性)
初めて参加した弥勒山。知らない人だらけのところでうまくやっていけるのか、人見知りするタイプのぼくは不安でいっぱいでした。そんなぼくに、同じ部屋の人が何かと気遣ってくれて、すごく楽しく過ごすことができました。彼は見た目がチャラい。普段のぼくなら避けてしまうタイプの人です。ぼくはこれまで見た目で人を判断して、相手のいいところを見ようとしていなかったな。そう彼から教わりました。(高校生・男性)
弥勒山に行く前、吹奏楽部で先輩に「全然音が合ってない。やる気あるの?」と注意されました。すごくショックだったし、自分なりに一生懸命練習しているのに、これ以上どうしたらいいの?って、すごくモヤモヤした気持ちでいたんです。「部活を続けていく自信がない」。弥勒山で相談すると、同じグループにいた、吹奏楽をやっている高校生が「その気持ち分かる!」って。「でも、自分にしか出せない音が絶対あるはずだから。一緒に頑張ろう」。そう励ましてくれて、スッキリしました。部活を続けていこうと思います。(中学生・女性)
弥勒山で部下とどう接していいのか分からずに悩んでいる人の話を聞いて、自分の上司が頭に浮かびました。言い方がきつかったり、こっちの仕事量を考えずに仕事を次々と振ってくる上司のことがイヤでしたけど、上司は上司なりに悩んだり、迷ったりしているのかなと。自分からもっとコミュニケーションをとっていこうと思いました。 (20代・男性)
人見知りで、初対面の人と話すのが苦手なぼく。講師の話を聞いて、時間は有限なんだ。大切にしないとな、積極的に人と関わっていこうと思いました。今回の弥勒山で友達になれた人も、喋ってみたら共通点も多く、すごく話しやすかった。弥勒山で培ったコミュニケーション力を、今度は学校の文化祭で発揮したいです。 (高校生・男性)
私は、人とちょっと変わった趣味があるだけで、学校で変な子って言われてます。でも、弥勒山で会う人たちは頭から否定せず私の話を聞いてくれる。喋ってるうちにどんどん元気になれるから、毎年必ず参加してます。最近、学校で「人の意見をちゃんと聞いてくれるね。優しいね」って言われたんですよ! これって、弥勒山効果かな? (高校生・女性)
既婚者の男性同士で話し合っているうちに、そういえば普段から妻に感謝の気持ちを伝えていなかったなと気づきました。これから毎日「ありがとう」って言います! (30代・男性)
体調を崩して介護の仕事を辞めてからは、家の中で家事をする毎日の繰り返し。このままでいいのかなって思っていました。「ちょっとしたことでも、これまでと違うことをしてみることが大事」という話を聞いて、それなら私にもできるかなって。ご飯をもう少し早い時間に作るとか、身近なところから始めてみようと思いました。 (20代・女性)
誘ってくれた彼氏に「団体行動だよ」「初対面の人と話す時間が多いよ」と聞いて、正直、気を遣うしめんどくさそうって思ってました。来てみたら、部屋にいるときは支部の人たちが一緒にいてくれて仲良くなれたし、たくさんの人と話してもっと親孝行しなきゃなって感じたし。来て良かったなって思いました。(20代・女性)
中高生が「地域を良くしたい」って話してたんです。私よりいくつも年下なのに、しっかりしてる!って感心しました。 私も人を思える人間になりたいです。(20代・女性)
普段、学校では友達としか喋らないから、こんなにたくさんの人と話したのって初めて! 努力して夢を実現させたという大人の人の話を聞いて、ぼくも頑張ろうってやる気が湧いてきました。(10代・男性)
友達に誘われて来てみたんですけど、お経を大勢で読んだときはちょっと引いてしまいました。でも、その後いろんな地域や職業の人たちの話を聞いたり、自分の悩みを話すことができて、心がスッとしました。いい経験になりました。(20代・男性)
いろんな人と話をして、自分自身のことを振り返る。こんな経験、普通に生活しててあまりないです。私の場合、普段、いかに周りの人に恵まれてるか気づくきっかけになりました。貴重な機会だなと思いました。(20代・女性)
1日中お経を読んだりして修行するのかなっていうイメージを持ってました。実際はお経は読むけど、後は参加者同士で話すプログラムで、自由時間も多い。意外と堅苦しくなくて、気楽に過ごせました。たくさんの人と接していくうちに、それぞれが職場や家庭を良くしたり、自分自身をレベルアップさせるために来ているんだなって分かりました。
私が働いている自動車業界は、100年に1度の変革期と言われています。厳しい競争を生き残るために、少しでもお客さんに満足してもらえるように業務の改善をしていこう。そんな気持ちで同僚たちに提案してきたんですが……。「めんどくさいから嫌だ」と誰も意見を聞いてくれない。やる気をなくしかけていたんです。
でも、分科会で「相手を変えるんじゃなくて、自分から変わっていく」という言葉が心に刺さったんですよ。そうか、自分か!って。
ゴミが落ちていたら拾うのでもいい。気づいたことから職場のために行動して、「あいつが言うなら聞いてみよう」と思ってもらえる自分になればいいんだ。新しい考え方をもらって、やる気が湧いてきました。(20代・男性)
口下手で、グループミーティングが苦手でした。でも、今回は革細工のコーナーもあって、自然と初対面の人とも話せた。楽しくて、あっという間に時間が過ぎました。
私が何かをやり忘れたり、ちょっと失敗しただけで口うるさく言ってくる母。「お母さんだって完璧じゃないじゃん」と言い返す私。ずっとイライラしていました。
このままだと良くないなと思っていたとき、彼氏のお母さんから「自分が変われる場所があるよ」と誘われました。大勢の人と初めてお経をあげたら、不思議と気持ちがスーッとしました。
分科会では「おじいさんの仕事を引き継いだけど、こんなに大変だったんだって初めて知った」と言う人と出会って、私はどうかなって。
私は母の気持ちなんて少しも考えていなかったよな。母も仕事と家事を両立していて毎日大変だよな。もっと母の気持ちを考えてみようと思いました。(20代・女性)
半年前、職場の人間関係に悩み、休職してしまいました。そんなときに妻の祖父母に霊友会を勧められました。変わるきっかけがほしくて、毎日お経をあげるうちに、それまでの自分の姿が浮かんできたんです。周りの人を自分の価値観に当てはめようとしていなかったか。常に人の目を気にして、自分を良く見せようとしてこなかったか。本当は自分が間違っていたのかもしれないと感じました。
そんな私が弥勒山セミナーで見たのは、昔の自分と真逆の、ダメなところも悩みも何もかもさらけ出す姿。生き生きと輝くみんなを見ていると、心をさらけ出して、ありのままで生きることが大切だと教えられました。(30代・男性)